日常から少しだけ離れて、深く潜って、深く呼吸する時間。
久米島の海は、そんな「心をととのえる旅」にぴったりの場所です。

このページでは、ダイビングを楽しみたいあなたに向けて、久米島の魅力をたっぷりご紹介します。
久米島へのアクセス方法からおすすめの海、過ごし方、宿泊、Q&Aまで――
“また来たくなる”島での時間をイメージできるように久米島にはまってしまったネット担当の田辺がお届けします。

おひとりさまでも楽しめる久米島のダイビングの魅力についてどうぞ!

■ 久米島へのアクセス
〜空と海を旅して〜

久米島への道のりには、2つの選択肢があります。
空を飛ぶか、海を渡るか。
どちらを選んでも、ただの移動ではなく、すでに旅の一部。
そしてそれぞれに、ちょっとしたドラマがあります。

<空からのご褒美>

久米島へ一番スムーズに行くなら飛行機。那覇空港からはRAC/JTA(JALグループ)の便が運航されています。
空港で間近に飛行機を見られたり記念撮影をしたりできるのも久米島空港のポイント。
そしてなんといっても、プロペラ機の低空飛行ではての浜が見えることもあり、特別な体験になることも。

ネット担当
田辺

「窓の外にあらわれた"はての浜"に、思わず声が出ました」

タイミングが合えば、空から見る久米島の海が、旅の始まりを印象づけてくれます。

夏のハイシーズンにはJALが羽田からの直行便を毎年就航しています。

<フェリーでゆったりと>

泊港(とまりん)からフェリーで向かう選択肢も。時間はかかりますが、潮風を感じながらの船旅は格別。
デッキでオリオンビール片手にぼんやり海を眺める時間は、旅のペースをゆるめてくれます。著者はとまりんでオリオンビールを買って乗り込みます。

フェリーに乗っていく方に一つだけ注意して欲しいのが久米島の港ではレンタカーの車両の受け渡しができないので、港からレンタカーの営業所までいかないといけないので、その点についてはご注意を。

■ 島に着いたら、イーフ地区へ

空港・港どちらからも、イーフ地区まではバスまたはタクシーでアクセス可能です。
人数が何人かいるようであればタクシーの選択がいいですね。ただ、普通の乗用車タイプのタクシーがほとんどなので大きな荷物がトランクに入りきらないってこともあるかもです。

・空港→イーフ地区:バス約390円、タクシー約2,500円
・フェリーターミナル→イーフ地区:バス約200円、タクシー約1,000円

多くの宿やショップが集中しているエリアなので、拠点として便利です。特にダイビングをするならイーフ地区が必須だというぐらいです。

バスの時刻表などはこちらをごらんください バス時刻表(久米島町サイト)

バスは飛行機や船が到着するのが遅れても時間通りに出発してしまうので、遅延の際には注意が必要です。

■ 久米島の海の魅力と、ぜひ潜りたいファンダイブポイント

久米島の海をひとことで表すなら、「どこまでも澄んで、どこまでもやさしい」。
透明度の高いブルー、サンゴの絨毯、のんびり泳ぐウミガメや、突然現れる大物たち。
毎回ちがう顔を見せてくれる海が、ここにはあります。

<おすすめポイント>

● イマズニ
ダイナミックなドロップオフやクレバスが特徴。潮の流れにのる群れに出会えることも。
地形の面白さと深場の青が魅力。

● マンタステーション
クリーニングステーションに現れるマンタをじっくり観察。
風やうねりで行けない日もありますが、タイミングが合えば感動体験に。

● ウーマガイ
壁沿いにマクロ生物がひしめく、写真派に人気のポイント。
スミレハナダイやフリソデエビとの出会いも。

● ウミガメの“会いすぎる”ポイント
ポイント名はあえて伏せますが、「え、また?」と笑ってしまうほどウミガメが見られることも。
潜ってからのお楽しみです。

■ 安心して潜れる理由と、ドラゴンナイトのこだわり

初めての海、初めてのショップ。
だからこそ、「ここにしてよかった」と思ってもらえる体験を――
ドラゴンナイトでは、そんな想いを大切にしながら、日々ゲストをお迎えしています。

● 少人数制で、ひとり参加でも安心

基本的に1チームの人数を絞ってご案内しています。
1人でも焦らず自分のペースで潜れるよう、エントリーやエキジットのサポートも丁寧に行います。
「ひとりで来たのに、心細さを感じなかった」という声も多く、ひとり旅や初参加の方でも自然にとけこめる雰囲気です。

Googleのレビューでもこのようなコメントをいただきました。

もちろん、リクエストをしていただければポイントの説明などさせていただきます。

● ブランクダイバーにもやさしい対応

「数年ぶりで不安」「スキルがあいまいになっていて心配」――
そんな方にも安心して楽しんでいただけるよう、無理のない流れでサポートします。
必要に応じて浅めのポイントや穏やかなエントリー場所を選ぶなど、臨機応変な対応を心がけています。

● 器材レンタルは清潔で安心

マスク・フィン・BCD・レギュレーターなど、すべての器材は定期的にメンテナンスを実施し、清潔に保管。
「手ぶらで参加したい」「自分の器材を送るのが面倒」という方でも、安心してダイビングを楽しめます。

● ログづけについて

最近ではログづけを希望される方は少なくなってきましたが、
「記録を残したい」「一緒に振り返りたい」といったご希望があれば、できる範囲でしっかりサポートしています。
魚の名前やポイントの特徴など、お気軽におたずねください。

● エントリーが楽なボート設計

器材を背負うとき、立ったままだとバランスを崩しやすく不安になる方もいます。
ドラゴンナイトのボートは、腰かけて器材を背負える設計なので、落ち着いてゆっくり準備が可能。
エントリーの一歩目からリラックスできる環境です。

● 広々とした船で、休憩中も快適

ダイビングとダイビングのあいだの休憩時間も、心地よく過ごせるように。
日陰スペースや荷物置き場、移動中の安定性などにも配慮されたボートは、
一日過ごしても疲れにくい快適さが魅力です。


初めてでも、久しぶりでも、誰かと一緒でも、ひとりでも。
それぞれのスタイルや気持ちに寄り添って、久米島の海を「気持ちよく楽しめる」ように――
ドラゴンナイトは、そんな場所でありたいと思っています。

■ 季節ごとの楽しみ方と久米島の海の変化

久米島の海は、一年を通してダイビングが楽しめる数少ない島のひとつ。
でも、どの季節に訪れるかで出会える生き物や海の表情は大きく変わります。
「いつ行っても楽しいけれど、いつ行くかで全然違う」。
それが、久米島ダイビングの魅力です。


● 春(3月〜5月)
“海の中で、静かに春を感じる”ゆるやかな季節

水温は22〜24℃前後。ドライスーツや5mm+フードベストで快適に潜れます。
この時期は海況も安定しやすく、じっくり写真を撮りたい方やのんびり潜りたい方にぴったり。
ウミウシやハゼ類などのマクロ生物が豊富で、水中で春の色彩を楽しめるのもポイントです。
混雑も少なく、どこか静けさのある海に癒されます。


● 夏(6月〜8月)
“太陽と青のエネルギーに包まれる、ベストシーズン”

水温は26〜29℃と高く、3mmスーツや5mmウェット1枚で快適。
空も海も明るく、久米島ブルーがもっとも輝く季節です。
浅場のサンゴ礁や砂地は陽の光でキラキラと輝き、潜っているだけで気持ちが晴れていくような感覚に。
この時期はダイバーも多くなりますが、ポイントのバリエーションが豊富なので安心して楽しめます。


● 秋(9月〜11月)
“実は一番の狙い目。空いていて、透明度も良好”

水温は25〜27℃前後。夏ほど混雑せず、海況も安定している日が多いので、穴場シーズンとも言われます。
秋になると外洋ポイントへのアクセスも良くなり、マンタとの遭遇率も高まってくるタイミング。
ベテランダイバーからも「秋がいちばん好き」という声が多い季節です。
透明度も高く、海の“深い青”が楽しめる時期でもあります。


● 冬(12月〜2月)
“静けさと迫力が共存する、ドラマチックな季節”

水温は21〜23℃と下がりますが、透明度は一年で最も高いことも。
この時期には回遊魚やマンタが狙えるチャンスもあり、特に外洋好きにはたまらない季節。
また、タイミングによっては水中でザトウクジラの「歌」が聞こえるという、感動的な体験も。
寒さ対策をしっかりして臨めば、むしろじっくりと久米島の本気を味わえる贅沢な時期です。


どの季節にも、それぞれの楽しみ方と出会いがある――
だからこそ、「次はいつ行こうか」と考えるのが楽しくなる島、それが久米島です。

一度潜った方の多くが、「また違う季節に来たい」と話すのも納得。
季節を変えることで、まったく違う表情の久米島に出会えるはずです。

■ あなたはどのタイプ?ダイバー別おすすめの楽しみ方

久米島の海は、ひとことで言って「バランスがいい」。
でも、そのなかでも特におすすめしたいのが、ダイバーの好みによって分けた楽しみ方。

「マクロ派」「地形派」「のんびり派」「大物派」――
それぞれの視点から、久米島の魅力を見てみましょう。


● マクロ派ダイバーへ
→ ウーマガイ、シャドーケーブ、トリノクチなど
→ ハナヒゲウツボ・フリソデエビ・ウミウシ各種
→ 透明度だけじゃない、足元の世界の豊かさ


● 地形派ダイバーへ
→ イマズニのクレバス、トンバラ口のアーチ、シャドーケーブの光と影
→ 洞窟のようなスイムスルーで、光が差し込む瞬間の美しさは格別


● のんびり派ダイバーへ
→ 浅場でウミガメウォッチ、砂地でハゼ観察
→ 潮の流れが少ないポイントでリラックスダイブ


● 大物派ダイバーへ
→ マンタステーション(※海況次第)、トンバラ
→ ギンガメの群れは少なくなってきていますが、マンタや回遊魚狙いには外洋エリアがおすすめ

■ お昼休憩の過ごし方〜午前ダイブのあと、午後に向けてリラックス〜

久米島では、午前中に2本、午後に1本というダイビングスタイルが一般的。
その合間にある“お昼休憩”の時間は、体と心をゆるめる大切なひとときです。

● 軽食&コーヒーでビーチ時間
mm donutsのパン、カフェスタンドみなみのコーヒーをテイクアウトして、イーフビーチでのんびり。
波の音を聞きながら、海の余韻にひたりつつ、午後の1本に向けてゆっくり過ごすのがおすすめです。

● しっかり食べたい日は
スリーピースのピリ辛味噌そば、亀吉の定食など、近場にごはん処も充実。
体があたたまり、午後からのダイビングへの元気もチャージできます。

■ 久米島での宿泊

ひとりでも快適に過ごせる宿がイーフ地区に揃っています。

・久米アイランドホテル:リゾート感があり広々とした客室
・イーフビーチホテル:海が目の前、ロケーション重視派に
・ベアーズステイ久米島:キッチン付きで暮らすように滞在
・ふくぎ荘:静かで落ち着いた民宿。共用設備も充実

朝の集合がラクで、海にもショップにもアクセスしやすいのが魅力です。

■ モデルプラン:久米島で過ごす2泊3日のダイビング旅
〜のんびりだけど、しっかり潜れて心がととのう旅〜

「久米島では、どんなふうに過ごすのがベストですか?」
そんな質問にお答えするかたちで、ここではファンダイバー向けの2泊3日プランをご紹介します。

あくまで一例ですが、はじめての久米島でも、何度目かの訪問でも、
このスケジュールをベースにすれば、無理なく海も陸も楽しめます。


<1日目> 島に降り立つ日:空気になじみ、海を感じる

・午前:那覇から飛行機 or フェリーで久米島へ移動
 空からはての浜が見えたらラッキー。旅の期待が一気にふくらみます。

・昼過ぎ:宿にチェックイン。ドラゴンナイトで翌日の説明や器材の確認
 初日のうちにショップへ顔を出しておけば、翌日もスムーズ。旅の緊張がほぐれる時間。

・夕方:イーフビーチをお散歩。潮風を感じながら、島のリズムに身体を合わせていきます。

・夜:近くの島バルようじや、亀吉の定食でローカルごはん。
 初日の夜は、あまり移動せずにゆったり食べられる場所がおすすめ。

明日からのダイビングに向けて、心も身体もいい具合にリセットされる1日です。


<2日目> 潜って、癒されて、久米島の海にひたる日

・午前:1本目・2本目のボートダイブ
 その日の海況に合わせて、ウミガメ・マクロ・地形・マンタと変化に富んだポイントへご案内。

・お昼休憩:mm donutsのパンとカフェスタンドみなみのコーヒーをテイクアウトして、イーフビーチでのんびり。
 ショップ目の前のスリーピースの味噌そばも◎。

・午後:3本目のダイビング
 午後の光の差し込みで、水中の雰囲気もまた変わります。じっくり潜りたい1本。

・夕方:シャワーを浴びて一息ついたら、ビーチでサンセット。
 空の色が少しずつ変わる静かな時間を味わえます。

・夜:居酒屋や地元の定食屋で、1日をゆっくり振り返りながら夕食を。

3本潜ったあとでも、なぜか疲れより満足感が残る。それが久米島の不思議な魅力です。


<3日目> 島を感じる朝、もうひとつ思い出を増やす日

・午前:宿をチェックアウト。久米島を離れる前に、もうひとつだけ特別な時間を。

 ◎「はての浜ツアー」で白砂の上を裸足で歩く
 ◎「畳石」や「ミーフガー」で、自然の造形美を味わう
 ◎「ビーチ乗馬体験」で海を眺めながら馬と歩く(※要予約)

・昼:空港や港へ向かいながら、久米島の空気をもう一度味わう。
 時間に余裕があれば、お土産探しや最後の1枚を撮るのも◎。

・午後:久米島を出発し、那覇経由で帰路へ。

帰る日の朝も、心に残る景色で締めくくれる。そんな旅って、なかなかないですよね。

■ 自分らしい旅のペースで

今回ご紹介したモデルプランは、あくまで一例。
「ゆっくり2本だけ潜りたい」「観光を1日挟みたい」など、スタイルに応じて自由に組み立ててOK。

ドラゴンナイトでは、ゲスト一人ひとりの旅の目的や体調に合わせて、最適なプランを一緒に考えることができます。
気になることがあれば、いつでもご相談ください。

心地よく潜って、心地よく過ごせる。
そんな久米島の旅、あなたもぜひ体験してみてください。

久米島でのダイビングは、きっとあなたにとって
「また潜りたくなる場所」になるはずです。

自分のペースで、心地よく。
ドラゴンナイトは、そんな時間を一緒につくっていきます。

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迷ったら、まずは気軽にご相談ください。
ひとり旅でも、久しぶりでも、大丈夫。
あなたにとっての“心がととのう海”を、久米島で一緒に見つけましょう。